【国内旅行】阿蘇・草千里の大自然で癒される│熊本県

「おうち大好き!」の私ですが、旅は別もの。

いまでこそ、自宅で週末を過ごす時間が多くなりましたが、かつては家にいることのほうが珍しいくらいに国内をドライブしながら動き回っていました。

泊りでとなると、どうしても海外へ足が向くことが多かったので「国内旅行」となると数は少ないのですが、日帰り旅にはかなりアクティブで。

でも、いつしか仕事に追われ、気力も薄れ、、、

昨年はついに、こだわりのひとつだった「ドイツ車に乗る!」という夢を叶えた大切なマイカー(2代目だけど)を、悩みに悩んだ末に手放したので、行動範囲がさらに狭まってしまいました。

いろいろ考え始めた時期でもあります。

そしてふいに思い立った九州への旅。

ほんとうに思い付きで決めて、「青春18きっぷ」を手にひとり東京を出発した2024夏旅。

かな~り久しぶりのがっつり「国内旅行」でしたが、これがまた楽しくてね。

その旅の中から、今回は熊本「阿蘇・草千里」で出会った絶景をご紹介します!

ひとり旅ならではの醍醐味

草千里といえば高校の修学旅行で訪れて以来、35年以上振りでしたが、時間を気にせずひとりで自由に自然を満喫できることの贅沢さよ。

阿蘇・草千里の代表的なイメージは、これだと思います。

この景色も、もちろん十二分に満喫してきたのですが、ただ草千里を歩いて眺めるだけではもったいないと思い、ハウスの中で案内をしていたスタッフさんにお勧めコースを聞いてみました。

そうしたら、いくつかのトレッキングコースを教えてくれまして、、、

これがまた、最高!

猛暑の中、過酷と言えば過酷な「登山」もどきのトレッキングでしたが、心の底から「行ってよかった!」と思える絶景が広がっていました。

お散歩気分、ではない。(笑)

スタッフさんが「お散歩気分で」とお勧めしてくれたのが、①のコース。

そしてスタートからすでに、この絶景。

ちなみに、奥に見えている緑の丘(山?)の頂上を目指します。

道中の景色だけでも、すでに最高レベル♡

そしてお気づきでしょうか。

人がいない。

このとき、ちょうど1年前の8月13日。

お盆休み真っ只中だったのですが、観光客の多くは草千里のセンター前に広がるエリアに集中していて、こうしたトレッキングで訪れる人はいなくて。

あまりメジャーじゃないのか、単に猛暑の中だからなのか。

おかげで、本当の大自然とフェイス to フェイスな感じ。

これぞ最高の贅沢!

とはいえ、まぁ、まぁ、きつかった。

スタッフさん「お散歩気分で」って言ってたよね?(笑)

確かに最初は「お散歩気分」でしたが、途中からは(舗装されてはいましたが)ガッツリ登山でしたわ、、、

こんな感じの道や階段をひたすら上っていくわけです。

このときに若い男性2人組と、もうひと組、出会いましたが、それ以外に人とすれ違うことはありませんでしたね。

なので自分のペースで、少し上っては休憩して景色を眺め、また頑張って上っては景色を眺め、これはこれで楽しかったな。

上っている間は、目の前にひたすら遠い空が見えていましたが、振り返ればこの絶景。

空気も澄んでいて、思いっきり深呼吸しながら、久しぶりに「わたし、生きてる!」って気持ちになりました。(笑)

なんだか涙が出てくるくらいの感動。

疲れてたんだな。。。

阿蘇山の火口を遠くに一望

そして、なんとか頂上に到着!

頂上にはさきほど出会った男性2人ともうひと組がいましたが、静かな自然の音しか聞こえない環境でした。

周辺を気ままに歩き回りながら、ふと気づきました。

あれ、阿蘇山の火口じゃない!?

遠くにモクモクと白い煙の上がる場所を発見。

これぞ絶景。

阿蘇山の噴火口です。

こんなところからこの角度で見られるのは嬉しい想定外。

火口周辺まで見に行くのも良いですが、周囲の大自然を含めた絶景をパノラマで眺められるのは本当に最高の経験でした。

しばらくの間、なにも考えず、ボーっと眺めていたことを思い出します。

結局、何があるわけでもない頂上に、1時間近くいたかな。

360℃に広がる自然の大パノラマは、本当に言葉に言い表せないくらいの感動を与えてくれました。

とにかく、ご覧通りにお天気が良く暑さも最高レベルでしたが、山頂は空気が澄んでいて気温も若干低いので「暑い!」という感情は地上に置き忘れたみたいです。(笑)

ただ、ただ、幸せ~な感情だけ覚えているという、、ね。

皆さまもぜひ、草千里を訪れることがあれば、トレッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「好き」を大切にする生き方

そして、実はこの旅に出る1か月半くらい前。

歩くのにも支障がある位に膝や足の付け根の痛みがひどくて、仕事も4日間お休みしたくらいでした。

まだ、その痛みを若干抱えたままの旅だったんですよね。

青春18きっぷで、キャリー片手にリュックを背負って1週間以上歩きまくる。

こんな旅を計画すること自体が無謀だったわけですが(笑)、人って「好きなこと」をやっているときには色んなことから解放されるんだな、って思いました。

笑っちゃうくらいに旅の間は「痛みが消えた」状態だったんです。

だから調子に乗って山まで登っちゃったんですけど。

帰ってきて、仕事復帰した途端にまた調子が悪くなって、しばらくはタイヘンでしたが、、、

でも、やっぱりいつでも「好き」を大事にして生きて行きたいな~と改めて感じた旅だったように思います。

この旅では、まだまだ他にもたくさんの絶景に出会ったので、また少しずつ紹介させていただきますね!

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