
110周年の「もしも」が消えないのは仕方がない
タカラヅカニュースで式典の映像を見ました!
昨年の、全組揃った華やかな「110周年記念式典」を夢見ていたファン(自分含む)にとっては、ちょっぴり複雑な気持ちで聞くことになった銀橋、3組トップコンビの口上。
考えてみれば、110周年記念式典で並ぶはずだった5組のトップスターたちは全員いなくなっているという、、、なんとも複雑な気持ちにはなりますね。
多難を乗り越え、ようやくたどり着いた今回の111周年記念式典。
110周年記念式典への参加が消え去ったトップ5人、111周年記念式典に参加できたトップ3人、そして参加のチャンスを与えられなかったトップ2人。
これも、それぞれに課せられた運命だったのかな。。。
なんだかモヤモヤはありますが、それでも、やっぱり久しぶりの合同イベントは嬉しい!
映像を見ながらウルウルしてしまう自分がいました。
待ってましたよ、この瞬間を。
劇団の意図が伝わってくる構成
トップコンビの口上、水美舞斗&瑠風輝を中心とした和装のモダンなダンス!、音校生の歌唱、そして名曲集。
どれをとっても心震える感動の連続でしたが、今回のイベントはその構成に劇団の大きな意図を感じますね。
普通ならば、トップコンビは別としても、少なくともみなちゃん(水美舞斗)やもえちゃん(瑠風輝)の2番手クラスが中心となって、日舞も宝塚メドレーもまとめて構成されていても良いものを、今回は完全にセパレート。
みなちゃん、もえちゃんを軸に和装でダンス。(いちおう、あれ、モダンな日舞 …?)
そしてかりんちゃん(極美慎)を中心にした宝塚メドレー。
かつてのイベントではあまりなかった構成だな~なんて思いました。
完熟期を迎えている水美舞斗、瑠風輝にあえて独立した場面を持たせることで、これからの宝塚を引っ張ていくことになるであろう世代の極美慎、鷹翔千空、天飛華音らを全面的に主役にしてアピール。
なかなかの策士。(笑)
100期生のかりんちゃん(極美慎)がセンターに立つ姿は、ほんとうに感動的でしたね~。
センターが似合うスター・極美慎
今さらながら、不自然な開催日程は … なぜ?
いろいろな見方はあるでしょうけれど、個人的には今回の111周年記念式典で劇団が一番アピールしたかったのは、これからを担うスター「極美慎」だと確信しました。
いろいろあったのちの話題の「記念式典」です。
当然ながら、外部からの注目も大きい。
その舞台で「現役タカラジェンヌ」として、宝塚メドレーの軸を極美慎に務めさせたことには、劇団の大きな意図が感じられます。
何処までが計算だったのかわかりませんが、、、
ファンの勝手な憶測で語りますと、イベント構成を見る限り、「極美慎」をセンターに置くために、強引にこの時期を選んだんじゃないかとさえ思ってしまいました。(笑)
はじめに日程を聞いたときは「レビュー記念日だしね」くらいにしか思いませんでしたが、冷静に考え直してみると、ようやく開催にこぎつけた「再出発」でもある記念式典に、トップスターが2人も不在。
劇団員も半分しか参加できず。
あえての平日、しかも劇団の「公休日」とされている月曜日開催。
たしかに多くのファンが首をかしげるのも納得の日程ですよね。
だったら12月でもよかったんじゃない?と。
110周年のトップさんたちが全員、式典に参加することができなくなってしまったうえに、ひとこちゃん(永久輝せあ)やあーさ(朝美絢)まで、トップとして今のこのときに在団できているのにもかかわらず参加できない日程を組むなんて、、、
劇団になにか裏の意図があるとしか思えない。
花組で地殻変動が起こる予感
110周年の大イベントをすべて飛ばす結果となった段階で、劇団はもっと先を見ているはず。
だから形として111周年はやるけど、あくまでも次世代へ向けた足がかり的な位置付けなのかな~なんて感じました。
もちろん常に未来へ向かって行くのは至極あたり前のことなので、必要以上に深掘りしても何の意味もないかも知れませんが、、、
少なくとも今回のイベント構成は、極美慎応援団!としては非常に嬉しい誤算。
劇団がこんなにかりんちゃんをアピールしてくれるなんて!
星組で大切に大切に根気強く育ててきた、いや、育つまで待っていた(笑)イケメン極美慎を、このタイミングで花組に、しかも同期のこれまたイケメン2番手・聖乃あすかがいるところにあえてぶち込むってのは、どう考えても「普通」ではない。
しかも、組替え直前に大手スポンサーが付いたかと思えば、今回のイベントでもこの扱い、でしょ。
花組は必ずなにかしらの地殻変動があると思うのが自然だし、それに連動して他組にも変動が起こる気がします。
それがどんな変動なのかはわかりませんが、永久輝せあ、聖乃あすか、極美慎の並びは、そう長くは見られない気がするので、とりあえずはせっせと通っておきたい。(笑)
チケット、、、取れるかな。
極美慎の魅力全開♡
それにしても、白燕尾の麗しきことかな。
頭のてっぺんからつま先まで、極美慎の全身ビジュアルが良すぎてヤバいです。(笑)
そして、わずか数週間でこうなっちゃうの??ってくらいのスターオーラ。
人間ってやっぱり立場がそうさせるのかしらね。
こっちゃん(礼真琴)、ありちゃん(暁千星)の隣にいたかりんちゃんは時として、赤ちゃんだったからな。(笑)
今回、花組生としてひとりでイベントに立つ責任感、他の組の下級生たちを従えてショーを引っ張る責任感、そして劇団からその役割を与えられた「期待に応えたい」という思い。
こっちゃ~ん!かりんちゃんの成長した晴れ舞台を見てあげて~!!!って叫びたい。(笑)
各紙に掲載されている写真、どれを取って見てもキラキラ☆オーラが半端なくないですか?
劇団、してやったり。(笑)
スカステの映像を見たら、あまりにもセンターが似合いすぎて、このままトップスターの大羽根背負ってもいけそうじゃん?って思ってしまいました。
はい、かりんちゃん、大好きですから♡
花組の極美慎、期待しかありませんっ!
まだね、ちょっと違和感はありますよ、「花組の極美慎です」には。
でもスカステ映像を見ながら、心から「花組の極美慎、ガンバレッ!」って思いました。
ひとこちゃん、ほのかちゃん(聖乃あすか)、かりんちゃんが並ぶ姿が楽しみでなりません!
かりんちゃんのロングインタビュー、まだ見れていませんが、週末にでもじっくり見たいと思っています。
あ。
ちなみに土曜日は花組のドラキュラに会いに行ってまいります!!