
めちゃくちゃ懐かしい封筒が出てきました。
AIR MAIL ですって!!

いつ頃まで使ってたのかなぁ~
自分でも記憶にない。(笑)
たぶん、イギリスでお世話になったおばあちゃんにお手紙を送ってたんだと思いますが、メインはポストカードだったので、未使用でこんなに残っているのかな。
いまこの封筒って見かけなくなりましたよね?
記念にとって置くのも悪くない?(笑)
赤と青の波線模様を見ると、あ、AIR MAIL だな、ってすぐにイメージできるくらいに浸透していた封筒だと思いますが、いまはもう、この封筒を知らない世代が多いんでしょうねぇ。
そもそも手紙を書かないし。(笑)
電子メールって本当に便利。
即座に何万キロも離れている人に届いちゃうんだから。
そして、いまとなっては個人的にAIR MAILを送る相手もいないし、持っていても仕方ないので処分です。
イギリスのおばあちゃんの思い出
因みに留学後も20年近くやり取りをしていたイギリスのおばあちゃん。
なんとなく胸騒ぎがしてアポなし訪問したのが2011年。
パリでクリスマスを過ごすための渡欧でしたが、その前に数日間イギリスに立ち寄り、おばあちゃん宅へ。
クリスマスシーズンの自宅には大きなクリスマスツリーが飾ってあって、私の突然の訪問に驚きながらも温かく迎え入れてくれたことを懐かしく思い出しました。


風邪をこじらせて少し調子の悪い日が続いていたそうですが、1時間ほど楽しそうに色々なお話をしてくれました。
そして私の英語が、ところどころ伝わらなくなっていて凹んだ。(笑)
そう言えば、このときのイギリス訪問ではお菓子作り教室にも行きましたが、そこで先生から「アメリカで英語を学んだの?」って言われて、さらに凹んだ。(笑)
日本にいると、イギリス英語の発音が自分でも気づかないうちにいつの間にやらアメリカ発音に浸食されていくんだわぁ~とショックを受けて、このときからより一層「イギリス英語」へのこだわりが強くなった気がします。
おばあちゃんの話に戻りますが、このときすでに御年82歳。
15年近く毎年欠かさず送ってくれていたクリスマスカードが翌年から途絶え、以降それっきりになってしまいました。
そして、最後の訪問からさらに15年近くが過ぎましたが、あれ以来、おばあちゃんのお宅があった場所には一度も行っていません。
もうそこにはおばあちゃんがいないであろう現実を突きつけられるのが怖くて、、、ね。
もしかしたら、元気に暮らしているかも知れない。
私の中ではずっとあの場所で、あのお家で、おばあちゃんがニコニコ笑っている、そんな記憶だけを大切に心の奥にしまっておこうと思います。