
ビジュアルにひと目惚れ
12年ほど前にひとめぼれして購入した RALPH LAUREN の折り畳み日傘。
レースのデザインと赤・ピンク、ベージュの色合いが可愛くて、即買いでした。

でもデザイン性重視の日傘なので、正直、遮光性にはさほど優れていないんです。
その後、遮光性に優れた実用的な日傘を数本購入しているため、結局、この日傘の出番はほぼなくなってしまいました。
でも「折り畳み」の日傘はこれ1本。
今回なぜ手放すことにしたかというと、原因は単純に「劣化」です。
意外な劣化にびっくり
外観的には全然問題なく使用できるのですが、傘を開いた内側にコ-ティンされている斜光コーティングのようなものが、経年劣化している感じなので、今回の処分対象に。
それに気づいたのは、先週末の帰省中。
地元の駅から実家まで徒歩20分くらいかかるのですが、炎天下を2往復する予定がありました。
キャリーバッグを持って、長傘は不便だなと思っているところに、この日傘の存在を思い出したんです。
こういう時に使わなきゃっ!
結局のところ、この日傘を使ったのは最終日、東京へ戻るときだけだったのですが、炎天下、駅までの道のりを歩きながら「持ってきて良かった〜」なんて思いつつ駅に到着。
電車の時間まで少し余裕があったので、ホームのベンチに座って傘を畳み始めました。
次の瞬間、指先に何やら違和感。
気のせいかと思って一瞬は続けようとしましたか、指だけでなく手のひらまで、なぜだかねっとり⋯
なに、これ!?
もしや、、、
折り畳んでいた日傘の内側を指で触ってみたら、ねっ〜とり。
こんなことがあるんですね〜。
アイスクリームが手に付いちゃったときのよんな、いや、もっとだな。
シールの粘着質がこびりついたような感じ?
それはそれは不快な肌触り。
取り敢えず傘をカバーに突っ込み(笑)、ねとねとの手のひらは念入りにアルコールシートで拭いて。
まさか日傘のコーティングがこんな風に劣化するなんてね〜。
初めての経験。
何年も使わず放っておくと、こうなる。(笑)
大切なものこそ使おう!
この傘は、まあ、あきらめがつく物だから良いのですが、大切にしまっておいたものが、一度も使わないうちにこんなことになっていたら、かなりショックですよね。
使うのがもったいないとか思って、何でも大切にしまい込みがちなわたし。
最近は、この先の残り時間を考えて(笑)どんどん使っていきましょう!の精神を心がけていますが、あらためて「大切なもの」は使わなければ意味がないということを感じた出来事でした。
使わないなら買わない!
買うなら大切に使う!
この「あたりまえ」があたりまえにできる人になりたい⋯