
夢白あやちゃんはどこ!?
まだ続きます、雪組公演『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』予習編。(笑)
これで一旦プリンス・シリーズは終わりますので、、、もう少しお付き合いくださいね。
今回は、あーさ(朝美絢)演じるブランメルとなおちゃん(瀬央ゆりあ)演じるプリンス・オブ・ウェールズの関係性を時系列でわかりやすく簡単年表にしてみました。
ちなみに、前回、前々回と、いっさい触れていませんが、夢白あやちゃん演じるハリエット・ロビンソンという女性は実在しないオリジナルキャストだと思われます。
ブランメルの人生に、「恋愛」らしきエピソードはまったく出てきません。
これだけの色男なのに、不思議ですね~。
宝塚版は、間違いなく熱愛発覚!(笑)
だって、あやちゃん、プリンスの愛人ですもんね。
史実とはいろいろ全く違う流れになる予感。
どこまで史実にそっていて、どこからが生田ワールドなのか、気になる。
ジョージ4世とボー・ブランメル 関係史年表
年号 | できごと | 関係性の変化 |
---|---|---|
1762年 | ジョージ・オーガスタス・フレデリック(のちのジョージ4世)誕生 | 王太子として贅沢な教育を受ける |
1778年 | ボー・ブランメル誕生 | まだ無関係。中産階級の家庭に生まれる |
1790年代前半 | ジョージ王太子、華美な生活と浪費で宮廷内で孤立 | 社交界での自由な人間関係を模索 |
1798年頃 | ブランメル、軍を辞めロンドン社交界に進出 | シンプルで洗練された装いで注目され始める |
1799〜1800年頃 | 王太子とブランメルが夜会で出会う | ファッションセンスが王太子に強烈な印象を与え、親交が始まる |
1800年代初頭 | 王太子がブランメルを重用 | 「ファッションの審判者」として宮廷に出入り、摂政宮の宴に影響 |
1811年 | ジョージ王太子が摂政(Prince Regent)となる | ブランメルの影響力が頂点に達する |
1813年 | 晩餐会でブランメルが王太子を揶揄する発言(「あの肥った紳士はどなた?」) | 関係が決定的に悪化、王宮から遠ざけられる |
1816年頃 | ブランメル、多額の借金でフランスへ逃亡 | 王太子との関係は完全に断絶 |
1820年 | ジョージ4世として即位 | 国王となるが、ブランメルはすでに国外 |
1820〜1830年 | ジョージ4世、芸術と建築に精力的 | ブランメルの美学は形を変えて宮廷文化に残存 |
1830年 | ジョージ4世崩御 | ブランメルはフランスで没落の途上にあり、再会は果たされなかった |
1840年 | ブランメル、フランス・カーンの精神病院で死去 | 王と友の物語は完全に幕を閉じる |
ブランメルの破滅、そして生涯の友
史実では、ブランメルがプリンスの体型を揶揄したことをきっかけに、宮廷を追いやられるわけですが、生田先生のあらすじを読むかぎりでは、この史実が「男女の問題」に入れ替えられる感じでしょうか。
かつての恋人が、プリンスの愛人となって目の前に現れ、そこから彼女への想いが再燃、プリンスとの関係性に亀裂が入る、、、みたいな。
そして、ブランメルの栄光はもとより、「挫折」の部分をどこまで描くのかが気になりますね。
精神を病んでひとり静かに人生を終えるまでを描くのか、その前までなのか。
でもって、私がなおちゃんが演じると信じていた、ブランメルに最後まで寄り添った友人ロード・アルヴァンリーは誰が演じるんだろう?
あがちん(縣千)?
いろいろ気になりますが、続報を待つしかないですね。
さて、今週末は『パリのアメリカ人』のライブ配信です!
こちらも楽しみ~♡