
名古屋・御園座で上演中の雪組公演『パリのアメリカ人』。
本当は今回の御園座公演は見送るつもりでいたのですが、運よくチケットが手に入ったため帰省がてらの観劇となりました。
結論、観に来ておいて良かった♡
なおちゃん(瀬央ゆりあ)、かっこ良くて、可愛いくて、面白くて、優しくて、、、パーフェクトでございました。
アンリという役があまりにもハマり過ぎていて、当て書き?ってなった。。。
私はオリジナル版の映画は見ていなくて、ミュージカル版の映画しか見ていないのですが、宝塚版アンリくんの圧勝です。(笑)
それにしてもなおちゃん、笑いのセンスが最高ですね。
私は普段コメディ作品を見ても、表情でニンマリする程度の笑いしかしないのがデフォルトなのですが、今日は思わず吹き出して、笑い声が出でしまいました。(笑)
なおちゃんの芝居があまりにも自然に面白過ぎて、ちょっと堪えきれなかったわ、、、
かと思えば後半では泣かせてくれるという、ね。
後半はちょっと切なくて、あーさジェリー(朝美絢)を嫌いになりそうでしたが(笑)、ジェリーはジェリーで戦争でのつらい経験を背負いながらも、明るく「今」を生きようとしている人。
私なら断然アンリのような人のほうがタイプですが(笑)、あーさジェリーも魅力的な人ではありますね。
ちょっとチャラすぎたり、単細胞なところがあったり、一見すると自分軸が強い男という印象を与えがちですが、ある意味そんなジェリーだからこそ、アンリと対照的で物語をわかりやすくしている気がしました。
あーさのグイグイと押しの強いチャラ男っぷりも見ていて新鮮で楽しかったし、リズに対する強い思いがずっと変わらない中でも、いろいろな出来事のなかで微妙に変化を見せる繊細なお芝居はさすがだなと思いました。
そしてアダムくん。
まずはあがちんの(縣千)新たな一面を見せていただいたな、と。
こんな役もイケるんだな~と、これからが楽しみに。
あーさとなおちゃんの95期コンビに対して、6学年下のあがちんがどんな芝居を見せてくれるのか、とっても興味があったんです。
あーさとなおちゃんの阿吽の呼吸に対し、どこまで「3人」としてなじめるんだろう?と。
でも、そんな心配は無用でしたね。
安心して物語に集中できたというのが、その答えだと思います。
そしてアダムくんの好きだったところは、、、
あーさジェリーに詰められているなおちゃんアンリをかばってくれたところ!!(笑)
あがちんアダムくん、あなたが神様に見えました。(笑)
リズのはばまいちゃん(音彩唯)は本当に可愛い♡
なんでアンリを選んでくれなかったかなぁ~
朝美&音彩の並びは確かに美しかったけど、瀬央&音彩の並びも美しき。
つまりは、はばまいちゃん自身の発光力が強いのかな~なんて、改めて感じました。
今回はおそらく諸事情でフィナーレにもデュエダンがありませんでしたが、大劇場でデュエットダンスを踊る姿を見てみたい!そんな風に思わせてくれる魅力的な娘役さんですね。
そして私は、はばまいちゃんの「ちょっぴり鼻にかかっているのにクリアな声」が好き。
聞いていてとっても優しい気持ちになるのです。
はばまいちゃん、さらなる活躍を期待しています!
どたばたと忙しい中での御園座遠征でしたが、本当に観劇できて来てよかったです♡
なおちゃんの歌もダンスもたくさん堪能できたし、いろいろな感情が忙しすぎる、そして贅沢すぎる瀬央チャージタイムでした。
来週にはライブ配信がありますね。
もう一度見られるのが今から楽しみです♡