【宝塚】稀惺かずとパパ「松岡修造ファミリーヒストリー」宝塚ファンにはぜひ見てほしい

NHKで、めぐちゃん(稀惺かずと)パパ、松岡修造さんの「ファミリーヒストリー」を見ました。

小林一三先生の人生を詳しく知ることができて、なかなか見応えがる番組でした!

ひ孫の公一さんもインタビューに登場。

久しぶりにテレビでお話される公一さんを拝見しましたが、お元気そうで何より。

番組では、一三先生が慶應義塾時代から小説家になりたくて雑誌に連載を持っていたこととか、卒業後に三井銀行に入社してからの葛藤や、奥様(丹羽こうさん)との出会い、家族のこと、そして大阪の鉄道会社(阪鶴)への転職、阪急電鉄の起業への道が詳しく語られていました。

「人がいないなら、人が住む場所をみずからつくればいい」

人もまばらな地域への鉄道延線。

自らの足で歩きながら、そんな風に考えたといいます。

「箕面有馬電気軌道(のちの阪急電鉄)」の開業、沿線の田園地帯を買い取っての分譲住宅建設、日本初の住宅ローンの導入、箕面動物園や宝塚新温泉パラダイスの建設、、、

ものすごいバイタリティーですよね。

「やってみないとわからないじゃないか」

一三先生には「こんなことできません」という言葉が通じなかったと、かつてのインタビューで一三先生の娘さんが語っていました。

「やってみてできなければ仕方がない、やってみなさい」

この精神から、宝塚少女歌劇団が誕生したわけですね。

宝塚パートの映像は、花組さんが使われていました。

大羽根背負った大階段のひとこちゃん(永久輝せあ)。

こっちゃん(礼真琴)なき後は、やはり花組がメインになっていくのかな、なんてちょっと思いました。

スカステのテーマソングもひとこちゃんが引き継ぎましたしね。

やがて東宝が設立され、昭和4年には日本初の駅直結型「阪急百貨店」が開業。

こうした事業拡大の裏で、一三先生が大切にしていた「庶民」への想いも紹介されていて、感動。

とことん偉大な実業家だったんだなぁって。

それはビジネスに長けていたということではなく、その根底にある考え方が人に希望を与え、人にやる気を持たせ、そして人を動かし、世の中を動かしてきた。

そんな風に感じました。

一三先生の次男が、松岡節子(さだこ)さんという名家のお嬢様とご結婚され、そこから松岡姓を名乗ることになって、現在の松岡修造さん、そしてめぐちゃんへと、一三先生の血縁が受け継がれています。

この節子さんの祖父の名前がなんと「松岡修造」。

同じ名前だったんですね~!

これにはめぐパパもびっくりしていました。

この初代・松岡修造さん、一代で財を成したすごい人だったみたいで。

勝負師と呼ばれたビジネスの才を持つ人。

めぐパパもこのエネルギッシュな「勝負師」の血を引いたから、あんなに熱いの!?(笑)

めぐパパのお母さん、つまり稀惺かずとの祖母がタカラジェンヌであったことは知られていますが、祖母のお姉さんと妹さんもタカラジェンヌでした。

3姉妹の写真が紹介されていましたが、三つ子みたいにそっくりな3姉妹!

後半ではこの修造さんのお母様の家系を辿っていました。

76期生の千波ゆう(現:田中里衣)さんもインタビューに登場。

彼女は松岡修造さんのいとこです。

修造さんから見て母方のいとこなので、一三先生の血縁ではありません。

修造さんのいとこで、親子2代ジェンヌということで話題にはなりましたが、宝塚にとっては「直系」ではありませんでした。

そして、この期は他の同期が「すご強」。

なんせ初舞台公演『ベルサイユのばら』で、輪っかのドレスを着て大階段の真ん中に立ってエトワールを務めた純名里沙、同じく初舞台公演でソロダンス場面をもらった風花舞は大きな話題になりました。

他にも月影瞳、彩輝直、樹里咲穂、星奈優里もこの期です。

そして最後は修造さんご本人の人生を。

男子プロテニス界のパイオニア。

平成7年、あのウィンブルドンでのベスト8、感動的でしたよね~!

私も熱心にテニスをやっていたころだったので、その光景は鮮明に覚えています。

松岡修造さん、血筋は間違いなくすごいけど、、、

彼の生き様はやっぱりカッコイイ!

テニスのために慶應やめてテニスの強豪校に転校してますしね。

一三先生のあの精神を思い出します。

「やってみないとわからないじゃないか」

そして最後にこんな言葉も紹介されていました。

「誰にでも夢がある。それはたとえ小さくとも、その夢がふくらみ、花を咲かせ、立派に実るのを見るのは楽しい」

きっとこの言葉と同じように、修造さんも長女(稀惺かずと)が夢見たタカラジェンヌのへの道を、そっと見守りつつ、心の中で全力応援しているんだろうな。

修造さんのお兄さん(現・東宝社長)がインタビューの最後に「誇るべき弟、誇るべき家族の一員」と語っていて、なんだか泣けた。

そして修造さんのお父さんが仰ったという言葉にもジワーっときます。

「昔は松岡修造は松岡功の息子だと言われていたのに、今では松岡功は松岡修造の父だと言われる」

「小林一三でさえ、松岡修造の曽祖父だと言われるようになった」

なるほど。

それでは、現役の宝塚ファンとして最後にこのことばを 、、、

めぐちゃん!

いつか「稀惺かずとは松岡修造の娘」ではなく「松岡修造は稀惺かずとの父」と言われるくらいの大スターさんになってくださいね♡

楽しみにしています!!!

このファミリーヒストリー、NHKプラスで8/25(月) 午後8:42 まで配信していますので、ご興味があればぜひ。

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